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2004年 09月 20日
下記の記事はブログを始める前、2ヶ月くらい前に胃カメラを体験したときに
つづったものである。 せっかく書いたので載せとこうと思った。 胃カメラに恐怖心を抱いてる人の背中を押す材料になればと願いつつ。 <<2004年8月5日>> 1ヶ月胃の痛みが続いてる。 最近は背中まで痛いし、体をよじったり歩いたりしても痛むことがある。 多分胃潰瘍、最悪は胃癌とかかなーと思って、医者に行くのが怖かった。 父ちゃんが1ヶ月前食道癌※1ってわかったこともあり、なおさら怖い。 ※1早期発見だったので内視鏡手術により、今は快復しています だんだん怖くなってきたので、医者に行くことにした。 朝から車で家の近くの内科・消化器科へ。いきつけの病院なのでここにした。 もう何回も行ってるので先生ともちょっとは顔なじみだし... 病院に着き、診察券・保険証を出し椅子に腰掛ける。 さすがにいきなり初日に胃透視とか胃カメラとかっていう話は出ないだろう。 でもそうなったらどうしよう?とかソワソワしつつ受付の子をチェックしたり 「胃・十二指腸潰瘍を予防するには」「大腸癌、あなたは大丈夫ですか?」 等の張り紙などを見たりしつつ呼ばれるのを待つ。待合室に明るい記事は無い。 すると受付のとこに目立つ張り紙が 「7月24日から代替の先生が受診しますので、ご了承ください」 なにいい!!この病院に来た意味無いじゃん!ある意味初診じゃん!がっでむ! いつまで代替なんだろうか?もしかしたらもう通常の先生に戻ってるかも? ああでも、それならこの張り紙は取ってるよね..._| ̄|○ とかいきなりスタートでコケタような感じでへこむ。 「○○(自分の名前)さ~ん」呼ばれたので診察室に。やっぱ見たこと無い若い先生だった。 「今日はどうされました」の問いに1ヶ月くらい胃が痛む、常にって事はないけど 空腹時とか体をよじったり、歩いたりしても痛むこともある、と伝える。 一通り診察してもらった後 「今日は採血しますね。あと朝ごはん食べました?」 「いや食べてないです...」 「じゃあ胃の検査もしますか?」 「え、胃の検査って?、胃カメラとかバリウム飲んだりとかですか?」 「ええ、どっちでも良いですよ。検査します?どっちが良いですか?」 ぐあーきたーーー!とうとう来た。当日でもやるのか! しかも選択権は自分なんだ...どうしよう...でもここで胃カメラしないと なんの解決にもなんないから... 「胃カメラします!!」男の中の男っぽい。 「でも胃カメラ、痛くないですか?怖いんですよね。できますかね?」 強気なのか弱気なのかわかりにくい自分。...看護婦さん苦笑。 「安定剤をうったら多少は楽に出来るかと思いますよ」 「じゃあその方向でお願いします」 看護婦「では今、胃カメラを他の方がされてて次は10:15分くらいから になります。今日お時間大丈夫ですか?」 「はい、大丈夫です」 「では待合室でお待ちください」 って事で今は9:45、30分くらい待合室で待機。 ※30分後・・・・・・・・・ 「「○○(自分の名前)さ~ん」と再度呼ばれる。看護婦さんと共に内視鏡室へ。 緊張でカチカチのところにおもむろに透明な液体、30mlくらいを渡される。 「まずこれを飲んでください、これは胃を綺麗にするお薬です」 飲みやすい、さくっと飲んでしまう。薄いレモン水みたいだ。 次にまたちょい薄茶色の液を同じく30mlくらい渡される。 「これを少しずつ口に含んでうがいみたいにしてください」 「これは喉や口をしびれさせるお薬です」 なんかちょい本格的になってきた。言われたとおりにやる。 やってるうちに若干しびれてきた。 そしてベッドに横になり 「次はドロっとしたものを口に入れますので、5分間口に溜めててください」 と言われ、仰向けの状態でスプーンでゼリーみたいなものを口に入れられる。 このナース服の女の子にスプーンで食べさせてもらってるようなシチュエーションに ちょっと妙な感じでテンション上がる。 さっきのうがいやこのゼリーでだんだん口が本格的にしびれてきた。 そしてピピッピピッと5分経った合図。 「はいそしたら飲み込んで良いですよ~」 えええ、これ飲み込むんかい!へんなゼリーですよ!もう! 「えっ、これもみふぉふんふぇすか?」 とか喋れないのに聞きなおしてしまいました。だってさすがにこれは気持ち悪そう.. しかた無しに飲み込む...喉越し悪すぎです... そしてそのまま採血。これはまあついでって感じ。 その次に安定剤。これが何かドロっとした液体を血液に入れるらしく 若干痛みが出るかもとのこと。実際うってる途中に腕や肩に変な痛みが 走ったけど、まあたいした事は無かった。 んで、確かにボーっとはしてきた。だが別に意識ははっきりしてる。 そして最後に胃の動きを止める筋肉注射。ごっつ痛い。 まあ5秒程度だけどね。 そして今度は胃カメラをする上での説明なんかをベッドの上で聞かされる。 横になって足をちょい折り曲げで、_| ̄|○ こんな感じですな。 んで若干カメラが通る最初は痛かったりおえってきたりするかもしれませんが 通ってしまえばあとは楽です、とのこと。どうも信用できん。 だって俺の目の前にあるこれから口に入るであろうカメラは 直径1センチくらいあるよ... いよいよ先生登場。口にカポっと何かはめられていよいよ開始。 「はいちょっと苦しいですよ~」と喉に異物感。ぐあ入ってきた! 落ち着いたら大丈夫!と思ってると看護婦さんも必死に「大丈夫ですよ~」と言って体をさすってくれてる。 ちょっと _ト ̄|○ そしたら別に何も苦しくなくすんなり入り、あとはどんどん入っていく。 入っていく過程では苦しみや嗚咽感はまるで無い。 途中パシャパシャ写真?と撮ってるようなそんな感じで、進んでいってたみたい。 自分はちょい顔の方向からは画面が見えなく、リアルタイムでは見れない位置だった。 ちなみにカメラが喉を通ってる時は鼻からしか息が出来ないと思うけど 実は多少の隙間はあるので、別にそこまで圧迫感は無い。 ちょっと喉でごっくんして息継ぎも別に余裕だ。 で順調に?検査が進んでると 「先生、このポコってなってるこれは、なんなんですか?」 死ぬ。気絶する。看護婦さん、小声なんだろうけど、しっかり僕に聞こえてますよ... しかもなんですかそのポコって。ごっつ腫瘍とか癌細胞ですか? 「これはびらん(若干ただれてる様子?)だね、たいしたこと無いよ」 ふーーー良かったああああ、なんで口にクダが通ってるこの状況で こんなにドキドキはらはらせななんですか...焦りまくった。 ちなみにカメラのクダには長さの目盛りがある。 それは入れられながらでも、なんとか見ることが出来るので見てたんだけど なんと最高に入ったときで60~70センチくらい入ってるのです! これは驚きです。ちょいびっくりしました。 で3~5分くらいしたらスルスルとカメラを取り出す。最後の喉の所では 若干のひっかかり感はあるけど、別に何事も無く出てきて 看護婦さん「はい、終わりましたよ~」先生「お疲れ様でした」 で先生はさーっと出て行く。看護婦さんと俺は2人。 「なんかやばそうなの見えたりしました?」 「いえ、別に問題なかったですよ、ただちょっとポコってなってたけど 先生が軽いびらんって言ってたので」 「そうですかーは~良かった」 「○○(僕の名前)さん、上手でしたねっ」 えっ?そ、そう?(照 んでまだ安定剤が効いてるのでベッドで1時間休むとの事。 眠れないし、、、ぼけーっと休む。んで1時間たったら看護婦さんが呼びに来て再度、内視鏡室へ。 看護婦さんと2人で内視鏡室で自分の内臓ビデオ鑑賞会をし(異様) そのあとに先生からの最終的な説明で、特に何も問題ないとの事。 じゃっかん十二指腸に小さな炎症が見られるが、別にたいした問題じゃないらしい。 .....ん、じゃあこの1ヶ月続いてる胃痛の原因は? 逆に胃潰瘍ですとか言われたほうがすっきりしたりするんですが... 「原因は...別に異常が無いですからね、胃酸の出すぎとかそういうのか もしくはこの軽い炎症なのか、とりあえず胃酸を押さえる薬を2週間分出して おきますので、2週間飲んでも痛みが治まらない場合は、また来てください」 結局なんか食道、胃、十二指腸に問題無い事がわかって嬉しい反面 原因がわからず微妙に不安なので、なんかちょっと不完全燃焼気味で病院を出た。 結論: 僕としては胃カメラはかなり楽な検査だった。 大腸検査もまあ楽だけど前準備や後が大変で鬱陶しいって記憶があるが 胃の場合は比較的サクっと出来てサクっと終わる。 しかも噂で聞いてた痛みも嗚咽感もなく、正直えらい楽だった。 コツは管が喉を通る瞬間だけが勝負ぽいので、だらーっとしてなすがままに5秒耐えれば、あとはもうなんとも無いです。 あとは痺れ薬うがいやゼリーを口に含むときはなるべく喉の奥に効かせるようにやるって感じですかね。 喉の奥に効いてれば嗚咽感や痛みは無いですからね。 こんなんなら半年に1回、1年に1回とか定期的にやることは、全然苦痛じゃないな~と思いました。
by dimitri_ex
| 2004-09-20 14:32
| 日記
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